ある程度マラソンにハマった方が一度は出てみたいと憧れを持つ大会があります。
大阪国際女子マラソンです。
大阪国際女子マラソン出場を目指して日々練習に励む方も多いはず。
以前は私もその一人でした。
目指してから1年で出場の標準記録を突破に漕ぎ着けました。
ここでは大阪国際女子マラソンに出場するまでに必要なことと、実際どんな事を行なって出場までに至ったかを紹介します。
目次
大阪国際女子マラソンとは
冒頭で紹介した国際大会とは日本で行われる国際規模の大会のことです。今回は女性の部に限ります。
今現在行われている国際マラソン大会は2つです
1 名古屋ウィメンズマラソン
2 大阪国際女子マラソン
名古屋ウィメンズマラソンは標準記録を突破していない一般ランナーも参加できることで有名です。
しかし、ウィメンズマラソンのエリートの部に申し込むためには参加標準記録を突破することが必要です。
また大阪国際女子マラソンに出場するためには参加標準記録を突破が必須
ここでそれぞれの大会の参加標準記録を見てみましょう
名古屋ウィメンズマラソン エリートの部 参加標準記録 〜HPより抜粋〜
1)マラソン 3時間00分00秒以内 (1キロ4分15秒ペース)
2)30 ㎞ 2時間02分00秒以内 (1キロ4分4秒ペース)
3)ハーフマラソン 1時間20分00秒以内 (1キロ3分47秒ペース)
4)20 ㎞、20,000m 1時間15分00秒以内 (1キロ3分45秒ペース)
5)10 ㎞、10,000m 35分00秒以内 (1キロ3分30秒ペース)
大阪国際女子マラソン 参加標準記録 〜HPより抜粋〜
イ.マラソン 3時間07分以内 (1キロ4分25秒ペース)
ロ.30km 2時間08分以内 (1キロ4分16秒ペース)
ハ.ハーフマラソン 1時間25分以内 (1キロ4分1秒ペース)
ニ.10000m、10km 36分以内 (1キロ3分36秒ペース)
以上より名古屋ウィメンズマラソンより大阪国際女子マラソンの方が標準タイムが優しく設定されていることがわかります。
ではここから、大阪国際女子マラソン出場に向けてやっておくべき事をまとめます
1 陸連に選手登録をする
2 記録が公認される大会を探す
3 公認大会に向けて練習する
4 公認記録を突破
1 陸連に選手登録をする
これについては方法は二つ
個人で登録をする方法とクラブチームに所属してクラブの担当者に登録を依頼する方法の2つです。
大阪国際女子マラソンを目指すのであれば、どこかのクラブチームに所属して練習のライバルを見つける必要があります。
ただしある程度練習をしているクラブチームを探してください。できれば体験等にいき、自分にあう練習や練習パートナーがいるか確認をしてください。
あまり少ないクラブチームだと選手登録が各自となっているところもたまにありますので注意が必要。
2 記録が公認される大会を探す
選手登録を終えたら次はレースを探す必要があります。
ここで注意点は記録が公認される大会と公認されない大会があるので必ず確認しましょう
日本陸連及び各都道府県陸協が主催する日本陸連公認の競技場もしくは公認コースを使用した大会に出場した場合に、その記録が公認記録として認められます。
各都道府県にあるので調べてみましょう。一覧はこちらから
大会ごとの大会要項を見れば必ず「日本陸連公認」という文字があるはず
また実際に申し込む前にタイムが出やすいのか、コースマップの高低表や口コミで必ず確認しましょう。
3 公認大会に向けて練習する
ここが大事です。今回は長くなるので別ブログでまとめます。
4 公認記録を突破
ここにピークを持って来れるように体調管理に気をつけましょう
【実体験】大阪国際女子マラソンデビューまで
私が大阪国際女子マラソンを本気で目指したのが2014年の2月に出たハーフマラソンにあります。
走り始めて半年で出たハーフマラソンのタイムが95分
その時の大阪国際女子マラソンの参加標準タイムが90分でした
あと5分ならできそう
という謎の自信があり来年度の同じ大会で90分切りをすべく1年間トレーニング
結論
翌年ハーフで85分切りの自己ベスト更新
涙が出るほど嬉しいかった
一年間で目標達成のためにやったこと
1 平日1回、日曜に合計20キロ走る
2 練習を継続させる
正直言って特別なことはしていません。順に説明します。
1 平日1回、日曜に合計20キロ走る
その当時所属していたクラブチームが平日の夜に一回ポイント練習を競技場でやっていました。
職場から20分で会場に着くので、仕事後にそのまま練習
この後帰宅
という平日練習を継続しました。
競技場練習って事もあり、練習内容はスピード重視の練習が多めでした。
バランスを取るため休みの特に日曜は朝と午後の2部練習を行い、合計20キロ以上を心がけました。
結果、スピードもスタミナもコンスタントに伸ばすことができました。
2 練習を継続させる
当たり前かもしれませんが、どんなに仕事が忙しくても必ずクラブチームの練習会には顔を出すようにしました。
またクラブチーム以外の練習の繋ぎもその時の疲労度により負荷を下げてケガ回避も意識的に行いました。
この結果、1年間大きなケガなく長期的に見て練習が継続できました。
まとめ
最後に私が大阪国際女子マラソンに出場できた最大の理由は仲間です。
クラブチームにはサブ3の女子選手がいて、その人の背中を追いかけるだけで自然とレベルアップできました。
また職場にマラソンに理解のある同僚がおり、結果を報告すると喜んでくれたのがすごく嬉しかったことを今でもはっきり覚えています。
こんな私でも人々を喜ばせることができる
応援してくれる人に結果で恩返しがしたい
とよく練習ノートにも書いてありました。
みなさんもぜひ練習でのライバルと応援してくれる人を探しましょう。
きっと見つかります。そして感動を分かち合いましょう。