「マラソンの目標は?」と聞くとサブ3などのタイムで答える方がほとんど
大きな目標を決めることはとても大事です。
実はそれ以上に大事なことは目標を細分化することです。
そこで私がサブ3を達成したときにやっていた目標の細分化について紹介します。
この記事を読めば
- 目標を決めたけど、何をどうしていいかわからない
- いつも目標を決めるけど、達成できずに諦めてしまう
という悩みが解決します。
目次
目標の決め方とその後の行動
では目標を細分化することのメリットは何か
大きな目標に向かうための努力の方向性が間違っていれば達成できません。
例えできたとしても、遠回りをすることになります。
ではまずは目標の決め方です。
- 大きな目標を決める
- 今年1年の目標を決める
- 1,2か月で1つの目標を決める
この順で作成します。それぞれのやり方について説明します。
1 大きな目標を決める
ここでは本当に達成したい目標を決めます。出来るできないを考えずに決めてください。
ただし常識の範囲内で。
例えば、社会人なのに「インターハイ出場」は無理ですよね。
そういう時は「基準タイムをクリアしないと出場できないマラソン大会に出場」などと置き換えましょう。
目標の内容としては
ことにしてください。
2 今年1年の目標を決める
大きな目標ができたので、これから目標を細分化していきます。
私が考える目標の細分化とは
ある程度の期限を決めて、その期限にむけてトレーニングをする
という事です。
ここで私が推奨する期間として「1年間」とします。
いわゆる「今シーズン」というものです。
この1年の期間は各自考えらやすいものでいいですが、よく区切られる期間は
この2パターンです。私は4月~3月の目標を決めます。
理由は3月の名古屋ウィメンズマラソンは毎年走ると決めていて、その後フルマラソンよりスピード中心の練習に切り替えるためです。
このように区切りのいいタイミングで決めましょう
3 1,2か月で1つの目標を決める
ここでさらに重要なのが今シーズンの目標を達成するために、更に目標を細分化します。
目安としては1,2ヵ月ほど
気持ちが切れない程度の期間がおすすめです。
私はよく大会を一つの目標とする事が多いですが、練習会などでもいいです。
自身が全力で取り組めそうな内容にします。
細分化した目標の反省
目標を決めたら、その目標に対して結果が出る時がやってきます。
実はここからが大事
- なぜ達成できたか?
- 達成できたけど何か問題点が見つけられたか
- 次の目標に向けて取り組むこと
- なぜ達成できなかったのか
- できなかったけど、ここはよかった
など自身の中でしっかりと考えることが大事です。
反省と今後の行動につなげましょう
ここで大事なのが努力の方向性です。
例えば後半失速した場合
今後の方向性としてはスタミナ強化だと考えられるのに、変わらずスピード練習ばかりやっている。
これは努力の方向性が間違っている典型です。
しっかり考えて努力の方向性を間違えないようにしましょう
実際の私が立てた目標とその結果
前日トラックで3000mの記録会に出場してきました。
このトラックレースの目標は
3000mを11分30秒切り
5月でも3000mを走っており、その時が11分40秒
なので11分30秒は可能な目標でありながら、努力が必要なものでした。
その時に感じたスピードの無さを痛感し、6、7月はスピードを意識した練習を取り入れていました。
結果スピードアップを感じる場面が最近増えているなという手ごたえを感じていました。
結果、目標達成に至ったという流れです。
まとめ
今回の内容で大事なことは
実は目標をたてることより、その後の行動が大事です。
是非皆さんも1.2か月後の大会や練習に目標を定めて、目標の細分化と努力の方向性を確認しましょう。