世間の印象では「ランニング」はお金のかからない趣味だと言われます。
実は人によってはランニンググッズや大会費等でお金がかかる場合があります。
ここで私が実際にランニングを開始した2023年1月から2024年7月現在までにランニングで使ったお金を計算してみました。
また女性目線でランニング初心者が買うべきものを買う場合いくらかかるかも計算してみました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- ランニングを始める場合にいくらかかるのか
- これから本格的に始めようとしている方がどんな事でお金が必要になるのか
がわかります。
マラソンはお金のかからない趣味なのか?
走り始めの場合は費用を抑えられますが、上級者になるとハマっていきどんどん課金したくなります。笑
・初心者の場合
週2〜4回ランニングを始めようとしているという人を考えてみましょう。
- ・運動経験のない30代女性
- ・ダイエット目的のランニング
- ・季節は夏
- ・大会等に出場予定なし
- ・できれば費用は抑えたい
この前提条件のもとで必要となるものをあげます
- ・ランニング用シャツとパンツ
- ・ランニングシューズ
- ・スポーツ用下着
- ・ランニング用キャップ(帽子)
ではなぜこれらが必要なのか説明していきます。
もしご自身で当てはめる場合は記事を読んで「いる」「いらない」を判断してください
・ランニング用シャツとパンツ
運動経験がない女性ならば、運動に適した服装は持っていないはず。
服装で困った時はユニクロ。
調べてみたらランニングするのに適したスタイルを発見
エアリズムシームレスVネックロングT 990円
ウルトラストレッチクロップドレギンスパンツ 1,990円
UNIQLOのHPより
ちょうど値下げされていて、定価は不明ですが上下3000円が相場と仮定
練習ペース的に2セットは欲しいところ
・ランニングシューズ
初心者でかつレースに出場する予定がないのであれば、各メーカーのジョギング用シューズが適していると仮定
- ナイキ ライバルフライ
- ナイキ ペガサスシリーズ
- アシックス GT-1000
- アシックス GEL-CUMULUS(ゲルキュムラス) など
その他アディダス、ニューバランス、HOKAなどさまざまなジョギングシューズを出しています。
メーカーにもよりますが多く見積もって1万5千円でいいかなと思います。
型落ちやAmazonなどのセールで買えれば1万円ほどに抑えられます。
・スポーツ用下着
意外に必要です。
ランニングで怖いのが摩擦によってできる擦り傷。
酷い人だと入浴に支障が出たという人に出会った事があります。
女性であれば必要経費。
こちらもユニクロが手に入りやすいと思います。
ワイヤレスブラ/ウルトラリラックス 2290円
エアリズムシームレスショーツ/ジャストウエスト
590円
ワこちらも洗い替えで2セットずつ必要と思うので合計6000円
ただし私ならパンツに限って言えば、イオンに売っている綿素材のお手頃なパンツでも全然問題ありません。
その辺はご自由に。計算としては高く見積もります。
・ランニング用キャップ(帽子)
女性の大敵である紫外線カットのために使用をオススメします。
スポーツ用の帽子がいいので、今回はスポーツデポのオリジナルブランド「ティゴラ」の物を採用します。
ランニング ドライキャップ UPF50 1,499円
一番メジャーな物にしました。冷感素材などにこだわると、値段に比例します。
計算しやすいように1500円としましょう。
以上合計
ランニング用シャツとパンツ 2セット | 6,000円 |
ランニングシューズ | 15,000円 |
スポーツ用下着 2セット | 6,000円 |
ランニング用キャップ(帽子) | 1,500円 |
合計 | 28,500円 |
こちらの品は全て買ったら当分買い足しが不要なものなので、初期費用3万円で抑えられます。
と言えます。
上級者(筆者)の場合
この場合については私自身この1年7ヶ月間で買い足したものを踏まえ、上級者のランニングはお金のかからない趣味になるのかを考察します。
前提条件
- 週5〜6で走る競技思考の30代女性ランナー
- クラブチームに所属し陸連登録もしている
- レースは月1回を目標に出場
- 子どもがいるので宿泊を伴うレースは行かない
- ランニング歴が20年で基本的なグッズはすでに持っている
- 基本的には安く済ませたい派
- 商品の機能等に価値を感じたら無理のない範囲内で購入
- ランニングだけに使うものを計算に入れました
例 練習用の靴下は安い5本指を使用。これは入れない などなど
以上のことを踏まえ1年7ヶ月で買い足した物をざっくり紹介
防水用ウェア | 18,000円 |
機能性タイツ | 30,000円 |
ランニング用パンツ | 4,000円 |
靴下 | 5,000円 |
ケア用品 | 4,000円 |
補給用ゼリー等 | 10,000円 |
靴 7足 | 72,800円 |
ガーミン | 81,500円 |
大会参加費 10レース | 46,800円 |
陸連登録費 | 4000円 |
クラブチーム参加費 | 5,000円 |
合計 | 281,100円!!!(月平均 約14,800円) |
記事のために計算した筆者が仰天。意外に使ったなーという印象です。
ただし、私は大会参加に制約があり宿泊なしのため、大会費用が安くなっています。
交通費もそこまでかかりません(ウィメンズマラソンは除く)
遠くのマラソン大会に参加している人はもっと大会費用にお金がかかっているはず。
ではなぜこれらを買い足したのか説明します。
・防水加工のウェア 18000円
基本的に雨=走らないという概念はありません。
雨でもレースがあるから走ります。
ただし豪雨や台風など身の危険がある時は別。
雨の中で特に冬場はウェアが濡れてしまい体温を奪われます。
また水分で重くなるので気になって走りに集中できません
そこで購入したのがonの防水加工のウェア
最近は夏なので流石に暑いので使用してませんが冬場は快適にランニングができます。
雨は濡れるから走りたくないという気持ちも少しは解消されるはず。
・機能性タイツ 30,000円
以前の記事でも紹介したようにここ5年で機能性タイツの進化が目覚ましいです。
私もいくつかタイツは持っていましたが、経年劣化や機能に不満を感じ、買い替えました。
・ランニング用パンツ 4,000円
もともと持っていたパンツの劣化が気になり、かつポケットの充実させたかったので買い替えました。
・靴下 5,000円
靴下は消耗品です。レースや外せないポイント練習はしっかりしたものを履いています。
普段のジョギング程度は普通の靴下で走り靴下の劣化を最小限にしています。
ジョギングもしっかりした物を使用すると2倍くらい費用がかかるはず。
・ケア用品 4,000円
こちらは服や靴の擦れを予防するクリームと日焼け止めが主な出費。
正直、日焼け止めはしっかり塗っていないのでしっかり塗りたい人はもう少しかかります。
・補給用ゼリー等 10,000円
レースでの補給用、日々の練習でのサプリメント代です。特にフルマラソンではモルテンを使用したので1レースで3,000円の出費。
課金地獄を感じました。笑
・靴 7足 72,800円
- リカバリーサンダル
- フリーラン
- ハイパースピード2
- ハイパースピード3
- ターサー
- S4
- アルファフライ2
- ペガサス39
サンダルはリカバリー用サンダルという疲労を抜けやすくしたもの
S4やアルファフライがあるのに65,800円は安すぎます。
実は理由があります。詳しくはこちらで
私の中の購入基準としてジョギング用は予算1万円としています。おかげで全体的に費用が抑えられたのではと考えています。
・ガーミン(カバー等も含む) 81,500円
実はガーミン245musicとガーミン265の2種類を購入しております。
ガーミン245musicについてはプリマサイトでもう売ってしまいました。
その分を引いたら7万円ほど。
本体代だけでなく、画面のカバーやバンド部分が劣化し交換したので、その費用も含まれます。
・大会参加費 10レース 46,800円
大きなマラソン大会は名古屋ウィメンズマラソンのみでほとんどが5000円でお釣りがくる参加費がほとんど。
遠征をよくする方なら遠征費や宿泊費も含まれるのでプラスでもっとかかるはず。
・陸連登録費 4000円
今年度登録しました。団体申し込みだったのでこのお値段。
詳細は忘れました。すいません。
・クラブチーム参加費 5,000円
私が参加するクラブチームの年会費は年2500円。
お財布に優しいクラブチームです。
一回2000円というところもある中、とても良心的なのに本格的な練習が可能。
コーチの謝礼がないのが本当にありがたいです。
まとめ
マラソンはお金のかからない趣味なのか?について紹介しました。
やはりその人のマラソンに対する温度感で変わるような気がします。
もちろん、お金をかけたら結果が出る訳ではありません。
あくまでグッズは補助です。最終的な伸びは練習にあります。
補助であるグッズをうまく利用して効率的なトレーニングを心がけましょう。